「理科系の作文技術」で有名な木下是雄。大学生がレポートを作成する上での教科書として書かかれた「レポートの組み立て方」。この本はブログを書くことにおいても明快な指針を与えてくれるのでまとめてみます。 以前からズーーーっとまとめてみたいと思っていました。それほどの良書です。けれどなぜそれをしなかったか?それは、250ページ780円の文庫本の中に、莫大な量の重要トピックスが盛り込まれているからです。内容からすれば相当に重厚な本なのです。 この本は、文章の書き方のみを扱っているわけではなく、疑問の持ち方、資料の当たり方・読み方(ネットがない時代のものですが)、その評価の仕方、表現の仕方など、「ものごと調べ(もしくは試して)、そこから導かれることを考え、それを明確に主張する」という一連のプロセスの道筋を教えているのです。 理科系の作文技術が科学者の卵むけに原著論文を作成することをテーマに書かれている
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