かつて、海のない京都と福井を結び、日本海でとれた魚を徒歩で運んだとされる物流ルート『鯖街道』。その『鯖街道』の出発点に当たるのが日本海若狭湾に面した福井県小浜市。舞鶴若狭道が全線開通し、少~し近くなった小浜で密かに人気になっているのが『鯖寿司食べ比べクーポン』。本場の鯖寿司が気軽に楽しめることから話題を集めています! 福井県小浜市と京都を結ぶ物流ルート『鯖街道』。古来からこの道は、海がない京都の人々が鮮魚を得るためには必要不可欠な道でした。運ばれた魚でも鯖が代表的な魚だったため、『鯖街道』と呼ばれるようになったそうです。 当時は鯖の腐敗を防ぐため塩でしめて、丸一日かけて鯖街道を歩いて京都へ運んだそうです。歩くとはいっても最短ルートで約70km!早朝に小浜を出発し、昼夜歩き続けた翌朝、ようやく京都に着いたころには鯖は丁度よい味加減になっていたそうです。小浜には「京は遠ても十八里」という言葉も