【北米総局】米フロリダ州のテーマパーク「ディズニーワールド」を訪れた女性(27)が、キャラクターのドナルドダックに扮(ふん)した従業員に胸を触られるなど痴漢行為をされて精神的苦痛を受けたとして、ディズニー側に5万ドル(約430万円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。米メディアが報じた。 報道によると、女性は08年5月、婚約者や子供たちと訪問。サインをもらおうとドナルドに近づいた時、胸を触られたという。女性はその後「ショックで体調を崩して仕事も休み、経済的損失も受けた」と主張している。 州当局はこのほか、トラのキャラクター「ティガー」による同様のケースなど、04年以降で24件の被害報告を把握しているという。 ディズニー側は「まだ訴状を見ていないが、法廷では適切に対処したい」とコメントしている。 【関連記事】 <フォト>ドナルドとともに病院を訪れ子供たちと交流したミッキーマウス <