「量産型よりも優れたプロトタイプ」って実在する?:牧ノブユキの「ワークアラウンド」(1/2 ページ) それは、ありえないということはない(どっちだ!) 「量産型よりも高性能なプロトタイプ」というのは、ことロボットアニメなどの世界ではありがちな存在だ。新人類だったり、引きこもりだったり、親の意思を継いだり、事件に巻き込まれてたまたまコクピットに逃げ込んだ主人公が、量産型に比べてはるかに高性能なプロトタイプ機を駆って活躍する作品の具体例は、わざわざ挙げるまでもないだろう。 もっとも、プロトタイプといえばその名の通り、評価試験などの目的で作られた「試作品」でしかなく、性能はおよそ未知数だ。プロトタイプの試験結果を基に作られたマスプロダクトモデル、つまり量産型のほうが性能は安定しており、またメンテナンスなどの面でも有利といえる。 とはいえ、アニメの世界では、こうしたプロトタイプは量産型よりも性能が
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