28日、深夜営業のファストフード店で夜を過ごす「マクドナルド難民」が急増。非正規社員が次々と派遣切りに遭い、苦しい生活を余儀なくされている。資料写真。 2013年1月28日、日本華字紙・日本新華僑報は増え続ける「マクドナルド難民」について取り上げた。 【その他の写真】 深夜になると24時間営業のマクドナルドには30代から40代の男性が続々と入店する。コーヒー1杯で夜を過ごす「マクドナルド難民」たちだ。その多くが非正規社員で、不景気による会社の業績悪化から派遣切りにあった人々だ。かつてはネットカフェが彼らの住み家だった。しかし、1時間100円の利用料金が払えない。マクドナルドなら100円のコーヒー1杯で何時間もいられる。 非正規社員が増えている理由は日本の長期にわたる景気低迷だ。総務省統計局のデータでは、1990年以降、非正規社員の数は右肩上がりで伸び続け、2011年には全国の社員49