石川県能登地方で1日午後4時10分ごろ、震度7の強い地震が発生した。 震度6強を観測した同県珠洲市で引退競走馬の牧場を営む元JRA調教師の角居勝彦氏(59)は「私は大丈夫です」と無事を伝えた。 地震発生時は同じく震度6強の同県輪島市に滞在していたという。牧場については「今日はまだ馬を見られていないですが(スタッフが)外に放牧したと言っていました」と説明した。 調教師としてウオッカやヴィクトワールピサなどの名馬を手がけ、JRA・G1・26勝を挙げた角居氏は、21年3月に引退してから故郷の石川県に住み、天理教の布教所を継ぐとともに引退馬支援の活動を続けている。