米作家協会(Authors Guild)は米国時間20日、インターネット検索最大手のGoogleを相手取り、集団訴訟を起こした。図書館の書物をスキャンし、デジタル化しようとするGoogleの行為が、「重度の」著作権侵害にあたるというのが訴えの内容だ。 同社は「Google Print Library Project」の一環として、ミシガン、ハーバード、スタンフォード、オックスフォードの各大学、ならびにニューヨーク公立図書館の蔵書の一部またはすべてをスキャンし、その内容をGoogleで検索できるようにする作業を進めている。 「これは明白かつ厚顔無恥な著作権法違反だ」と、Authors GuildプレジデントのNick Taylorは声明のなかで述べている。「自らの著作の複製を許すかどうか、そしてどのような形で複製されるかを決定するのは、これらの著作物の正当な権利保持者である著者本人であって、
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