米国で生まれた「Twitter」(ツィッター)が、日本でも人気を呼んでいる。リアルタイムブログと呼ばれるサービスの一種で、ユーザーは「自分が今、何をしているか」を、時々刻々とウェブサイト上に書き込む。それが友達などほかのユーザーの携帯端末に自動的に配信される仕組みだ。 こうした書き込み(メッセージ)はせいぜい数行の短い文章で、「今、目が覚めた。これから会社に行く」「昼過ぎに誰それと会った」など、ありふれた日常生活の記録だ。こうしたたわいもないコミュニケーションに、どのような意味があるのか。ツィッターの開発者は、その主旨を次のように説明する。 「ツィッターはブログとSMSの中間に位置するサービスで、これを使えば常に友達とつながっていられる。最大の長所は、速くて簡単なコミュニケーションの手段を提供できること」(ツィッター最高経営責任者のジャック・ドーシーさん) ツィッターのユーザーは、パソコン
評論家、東浩紀氏(36)の新著『ゲーム的リアリズムの誕生』(講談社新書)が話題を呼んでいる。ライトノベルや美少女ゲームの分析を通して、現代社会における物語性の解体と新たなリアリズムの可能性について刺激的に論じた著者にインタビューした。(松本良一) 2001年に話題になった『動物化するポストモダン』(同)で、東氏は、個々の物語よりキャラクター(登場人物)を重視し、それを作品横断的な存在として消費する「オタク系」文化の特徴を読み解いた。本書はその続編。 「そのころからオタク的想像力の中心が映像から文字に移ってきていると感じていました。良質なライトノベルの中には、近代が生んだ自然主義的リアリズムに代わる新しいリアリズムが生まれつつあります」 ゲーム的リアリズムとは、ゲームのキャラクターのように、ゲームをリセットすることで何度でも世界を生き直すことができるようなリアリズムを指す。 本書では、いわゆ
ただいま、ヨミウリ・オンラインはアクセスしにくい状態になっています。 大変お手数ですが、しばらくしてから、再度のアクセスをお願いします。 読売新聞社
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く