沖縄の建設現場で働きながら社会調査をしてきた。建設現場で働く従業員は、朝の8時から、ずっと終業時刻の5時半を目指して働く。現場は暑く、資材は重く、そして時には痛みも伴う。このような感覚で働くため、仕事を終えた時の解放感は、他のどんな仕事よりも格別なものだ。
「沖縄戦」に向けた一つの大きな出来事であった「10・10空襲」から80年目を迎えた。「10・10空襲」とは、米軍機の集中攻撃により沖縄県の県庁所在地であった那覇中心部の9割が消失し、1400人が死傷した出来事だ。 私がこの記事で注目したのは、語り手の島袋俊子さんが、一高女時代に、軍に供出するコンペイトーを作ったことを「軍のお役に立ててうれしかった」と語っていたところだ。教育によって、島袋さんは「軍国少女」になり、「何でも素直に『はい』と言って、国のためと思えば犠牲になるのも苦ではなかった」と振り返っている。 誰しも一定の集団や組織に貢献することに誇りを感じることはあるだろう。私も高校の野球部のときに、試合に勝って流れた校歌に喜びを感じたことがある。無論、当時と現在とでは事情が異なるものの、学校教育によって「国」のやることは正しいと教え、生徒がそれに奉仕することは素晴らしいことだと教えれば、
震災がれきで反対続々「自然守って」 Tweet 社会 2012年2月29日 09時36分(15分前に更新) 「沖縄の自然を守ってほしい」「健康被害が心配」―。仲井真弘多知事が東日本大震災で発生した震災がれきの受け入れに前向きな姿勢を示したことを受け、県には28日、受け入れに反対する意見が次々と寄せられた。 その数、86件。子どもを持つ親や沖縄に避難してきた被災者、放射能汚染の不安から沖縄県産の食品を取り寄せて生活する県外在住者らから、中には涙声で電話があった。県担当者は「批判というより切実なお願いという印象」と話し、戸惑いを隠せない。 県環境整備課によると、28日午後6時半までに寄せられた意見は電話78件、メール7件、ファクス1件の計86件で、内訳は県内48件(約56%)、県外32件(約37%)、不明6件(約7%)。すべて受け入れ反対を求める内容だったという。 最も多かったのは「沖縄の自然
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