Applied Nanotech(本社;テキサス州オースチン)が、日本の電子機器メーカー6社と協力し、カーボンナノチューブの採用によって、現在市販されているものよりも明るく鮮明な映像を実現できる、25インチ型テレビの試作機を作り上げた。 この25インチ型テレビは22インチの表示領域を持つ。初期の14インチ型試作機と同様に、このテレビの画面には、デジタルテレビで散見される「ゴースト」が発生しない。 キヤノン、東芝、Samsungなどの家電メーカーは、液晶テレビやプラズマテレビと同等の薄さで、従来のブラウン管テレビの画質を実現できるテレビを開発しようと、カーボンナノチューブやダイヤモンド粉などの素材を使った実験を進めている。 Applied NanotechのCEO(最高経営責任者)Zvi Yanivによると、何年か後には、大型テレビ(50インチ以上)の市場では、これらの技術をベースにしたテレ