千葉市の米満実・環境局長(右)に、集めた署名を提出する「蘇我石炭火力発電所計画を考える会」のメンバーたち=千葉市役所で 千葉市中央区の臨海部で建設計画が進む石炭火力発電所について、事業者が環境アセスメントの項目などを記した環境影響評価方法書を巡り、周辺住民から、大気汚染対策の不十分さなどを指摘する四百十一件の意見が寄せられた。住民らでつくる「蘇我石炭火力発電所計画を考える会」は今月八日、七千五百五十人分の反対署名を市に提出するなど、地元での懸念は根強い。 (中山岳) 計画が進むのは「蘇我火力発電所(仮称)」。JFEスチールと中国電力が出資した事業者「千葉パワー」(東京都千代田区)が、JFEの敷地に出力約百七万キロワットの石炭火力発電所を建てる予定で、二〇二四年の運転開始を目指している。
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