(ブルームバーグ):トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」がSF映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」の世界を広告戦略に取り入れた。 レクサスは24日、空飛ぶスケートボードをウェブサイトで発表した。発表文は「レクサスはこれまで4つのタイヤに乗って地面と接していたが、今夏、空を飛び、サイエンスフィクションの世界を現実に引き寄せた」という言葉で始まる。ウェブ上で公開したスケートボードは広告の一環であり、新たなデザインと技術への挑戦を表現したとしている。 公開された動画では、スケートボードが煙を出しながら地面から数センチ浮き、男性がボードに足を載せるところで終わっている。レクサス広報担当の山田哲也氏は「リニアモーターカーに使われるような既存技術を使えば可能なもの」と電話取材に述べた上で、「あくまでプロモーションの一環であり、将来空飛ぶレクサスを生産するという意味ではない」とコメントした。