ルーマニア、コロンビア、そしてカリフォルニア州サンノゼの高校が、まもなく宇宙開発競争に加わることになる。 スタンフォード大学とカリフォルニア科学技術大学サンルイスオビスポ校が開発した「CubeSat」という野心的なプログラムにより、学生や企業でも、実用レベルの人工衛星を組み立てて、これを地球の上空約240〜360マイル(386〜579キロメートル)に位置する軌道上に打ち上げられるチャンスが生まれている。 これらの衛星は、約10cm四方の大きさで重さは約1キロと非常に小型だ。そして、従来の商用衛星に比べて、はるかに少ない費用で組み立てられ、打ち上げることができる。CubeSatのキットは、組み立てと打ち上げにそれぞれわずか4万ドルしかかからない。それに対し、通常の人工衛星は建造に1億5000万〜2億5000万ドルかかり、打ち上げにはさらに1億ドルの費用が必要となる。 スタンフォード大学の宇宙
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