えー、2週間ほど更新を停止しておりました当ブログですけども、いったいブログって、どのぐらい更新が止まると、どのぐらいの確率でそのまま閉鎖されるんでしょうかね? はてなのデータを使って、これを推定してみます。今日は、ブログの死と静謐(せいひつ)な光について考えます。 舗道(ほどう)には何も通らぬひとときが折々ありぬ硝子(がらす)戸のそと 佐藤佐太郎 『佐藤佐太郎歌集』より 歌人、佐藤佐太郎の歌です。なかなかインパクトのある名前ですね。佐藤と佐太郎ですよ。本物はどっち!?という感じです。どっちっつうか、まあ、どっちもなんですが。 ここでは「何も通らぬひととき」が、作者によって発見されています。ガラス戸のむこうの歩道に何も通らぬひとときがある、というのは、ごくありふれた情景なのですが、こうして歌になってみると、その静けさはただごとではない。不思議な力をもつ歌です。 ところで、当ブログもしばら