ちょっと、難しい話をしていいですか? ロングバケーションについて、です。 先日、再放送をしているのを、美顔器を顔にあててる10分だけ見ました。 柴門さんとのお食事に出かける前です。 10分でしたが、我ながら、勢いのある作品だと思いました。 自分で見てても、セリフや、やりとりに、笑ってしまいました。 ロングバケーションは当時、たくさんの人に愛された作品でした。 しかし、私にとっては、ある種のプレッシャーになった作品です。 あの後、何年もの間、私は、いつも自問自答を繰り返しました。 「ロングバケーション」を超える作品を書くことができるだろうか、と。 あんなにみんなに愛され(視聴率も良く)、そして評価も高かった作品。 「ラブストーリー」という中山美穂ちゃんと豊川悦司さんのドラマを書いた時が、そういう気持ちのピークでした。 やはり、ちょっと軽いラブコメディであったし。 私は「ロングバケーション」の
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