「でっかいどお。北海道」「恋を何年、休んでますか。」などで知られたコピーライターの眞木準(まき・じゅん)さんが22日、急性心筋梗塞(こうそく)のため東京都内の病院で死去した。60歳だった。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。連絡先は東京都港区西麻布1の5の13の眞木準企画室(03・3408・4511)。 愛知県知多市出身。71年慶応大学卒業後、博報堂に入社し、ソニーや全日空、キヤノン、サントリーなどの広告制作を担当。83年に独立した。「女は、ナヤンデルタール」や「イマ人を刺激する」といった言葉遊びを取り入れたコピーが高く評価された。 88年創刊の雑誌「AERA」の誌名を発案した。98年から朝日広告賞審査委員を務めた。TCCクラブ賞やADC最高賞、朝日広告賞など受賞。著書に「一語一絵」「ひとつ上のプレゼン。」「胸からジャック。」「広告制作にかかわる仕事」などがある。