最終回の今回は、「第3回:ERP5を支える思想と技術」で紹介したオープンソースERP「ERP5」の導入事例を見ていきましょう。 ERP5導入の全体的な流れは図1のようになります。これはその他のERPにも適用できます。なお実際のプロジェクトではこれらのステップが前後することもあります。 ERP導入を考慮する企業では、まず「自社がERPを必要としているのか」と問うことからはじめねばなりません。ERPは全社に関わる意志決定によって導入されるべきなので、ERPの効用を吟味し、企業としての方針を打ち立てることが重要です。 その際、新規のERP導入によって、どこまでERPを業務に適用するかを決める必要があります。ERPシステムを採用するからといって、すべてをERPによって管理しなければならないわけではありません。実際、ERP5の導入を決定したセネガル共和国のADIE(Agence Del'inform
年率56%で売上高を伸ばしている検索ソフト開発会社、ファストサーチ&トランスファは2月21日、2007年の戦略を発表した。2月末に検索ソフト「FAST ESP 5.1」の国内販売を開始。金融、キャリア、メディア/娯楽、製造業をターゲットに販売し、「全世界における日本の売上高を現行の5%から、2~3年後には10%まで引き上げたい」(日本法人の徳末哲一社長、写真)。6月までには国内にR&D拠点も設置する計画だ。 ノルウェーに本社を置くファストサーチは、以前はコンシューマ向けのインターネット検索サービス(alltheweb.com)を展開していたが、現在はECサイトや企業Webサイト、企業内の情報検索といった企業利用に特化した検索ソフト「FAST ESP(エンタープライズサーチプラットフォーム)」を開発、販売している。2003年以降は平均して年率56%で売上高を伸ばしており、2006年の売り上げ
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