無償サービスが200万ユーザまで成長しておきながら終了する事例として技術経営的な視点から興味深いから情報を収集しておく。(追記: 筆者はサイボウズLiveのプロジェクトにはまったく関わっておらず、このページは公知の情報から推測・まとめたものである。このページの内容は保証しないし、また所属組織を代表する意見でもない。)
しきい値より手前では「学んでも生産性は伸びない」という状況なので、短期的に見れば投資をしないほうが合理的になる。一方(流れで学校に行って勉強するなどして)ある程度投資が行われてしきい値を超えると「学んだら学んだのにかかった時間以上に生産性が向上する」という状態になって、短期的に見ても投資が合理的になる。 この成功体験から、投資を続けていると、だんだん伸びが緩やかになっていく。曲線の傾き「単位時間に得られるリターンを時間換算したもの/投入した時間」が1を下回ると、投資してもすぐにはペイしなくなる。でも「まあ生産性の向上は少しだけだからすぐにはペイしないけど、長い目で見れば細々と時間が節約されてペイするんだ」的な正当化ができるので、まだ長期的には投資を続けたほうが得なように見える。 今まで繰り返してきた行動が「短期的に見て損」になったので「長期的に見れば損ではない」と視点を長期に移しているけど
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く