ジョン・フルシアンテの脱退が自身のブログでコンファームされた。1989年に18歳の若さで加入したこの希代のギタリストは、20年目の2009年、Red Hot Chili Peppersでできることへの音楽的興味を失ったと明言し、脱退した。 『バイ・ザ・ウェイ』が発表されたとき、ぼくはロッキング・オンに原稿を書いた。それは、レッチリとはジョン・フルシアンテが戻ってくる物語であるというものだった。 ジョン・フルシアンテは、急逝したギタリストの後釜として加入した。ジョージ・クリントンにプロデュースを依頼するなど、ファンクネスを大胆に導入したこのミクスチャー・ロックのパイオニア・バンドは、素っ裸でアビイ・ロードを横断するなど、破天荒な振る舞いもまた有名だった。ステージではやたら裸になり、タトゥーとマッスルを誇示する、肉体派のバンドだった。新メンバーを迎えたバンドは、プロデューサーにリック・ルービン