このたび、2月5日(金)より当画廊におきまして、ゲルハルト・リヒターの展覧会を開催する運びとなりました。4年ぶり8度目の個展となる今展では、多様なスタイルで制作を続けるリヒターの重要な作品群とされる"オーバーペインテッド・フォトグラフ"の新作約30点を展示致します。 現代絵画の巨匠として世界的に高い評価を得ているリヒターはこれまで、白黒の写真を元に描いた絵画「フォト・ペインティング」、色見本のような幾何学的な絵画「カラーチャート」、ロマンティックな風景画や静物画、大胆なモノクロームの「グレイ・ペインティング」、カラフルな抽象絵画「アブストラクト・ペインティング」、ガラスを用いた作品など、多様なスタイルを同時期に平行させながら、一貫して「絵画の可能性」を追求し続けてきました。近年では、世界遺産「ケルン大聖堂」の大規模なステンドグラスを手掛けるなど、更なる活躍の場を広げています。 今展に合わせ