特定のバージョンのMySQLおよびMariaDBにおいて、「256分の1の確率で、パスワードが間違っていたとしてもパスワード認証を突破できてしまうう」バグが発見された(SecLists.Org、SecManiac)。 このバグを使用すると、300回程度のアクセスを試みるだけでrootを含む任意のユーザーでのログインが可能であり、事実上パスワード認証が意味を成さなくなってしまうとのこと。 ただしこれらの影響を受けるビルドは少なく、多くの公式ベンダが提供するビルドでは問題はないそうだ。 対象となるMariaDBおよびMySQLのバージョンは5.1.61、5.2.11、5.3.5、5.5.2。こただしこの問題が発生するか否かはmemcmpの実装によって異なり、GCCビルトインのものやBSDのlibcのものについては安全だが、LinuxのSSE最適版glibcに含まれるmemcmpについては安全で