昨日Twitterでスペシャリティを甘く見ない方が良い、という話を見て、少し思うところがあったので書く。 昨今日本発のソフトウェアやUIがだめだ、だめだと言われ続けているが(もちろんだめでないソフトウェアも沢山ある)、なぜそんな状況になっているのかということを考える。思うに、日本人は情報というものに対するスペシャリティを甘く見ているのではないか。 かつて日本が世界で一大ムーブメントを起こすことができたのは、機械、材料などの分野でスペシャリティを持った人材を大量に輩出できたからだ。日本のものづくり技術と言われるものの根幹であると思う。 それに対し、実体の見えない情報というものに対するスペシャリティは、上記の工学と比較して蔑ろにされてきたように思う。技術の凄さが実体として見えにくいだけに、軽視し結果として多大な損害を出すということを、日本人は戦前から続けているように思う。 先日電車の中でプログ