家電量販最大手のヤマダ電機は11日、中古住宅事業に来年から本格参入する方針を明らかにした。 仕入れた中古住宅を、給湯やコンロ、暖房などをすべて電気でまかなうオール電化にリフォームして、割安な価格で提供する。 家電量販大手が中古住宅市場に本格参入するのは初めてで、市場活性化にもつながりそうだ。 オール電化住宅は、光熱費の引き下げ効果が見込めるうえ、火を使わないという安心感から、高齢者や子どもがいる世帯を中心に人気がある。東京電力のサービス区域内では毎年10%以上も増加している。 ヤマダは、仕入れた中古住宅に、IHクッキングヒーターを設置し、最新の給湯システムや防犯キーシステムなども導入する。オール電化にするための費用は100万円弱かかるとされるが、ヤマダはほとんど上乗せせずに販売する。
家庭用の熱源を電気でまかなう「オール電化」住宅の普及が加速してきた。昨年12月末までの導入戸数は前年同月比26%増の256万世帯に急増。国内全世帯に占めるオール電化住宅の割合は5%を突破し20軒に1軒が家庭内の熱源をすべて電気でまかなう住宅になった。 急増の背景には、火を使わない安全性やガス併設の住宅に比べ割安な料金体系が消費者に受け入れられたことがある。石油価格の上昇も普及を後押しした。 一方、電力の強力な販売攻勢で顧客を奪われているガス業界も、CM出稿やキャンペーンの増加などでガスの普及拡大に躍起。エネルギー業界間の顧客競争は激しさを増している。 オール電化住宅は、給湯や調理に加え、空調など家庭内の熱源すべてを電気でまかなう住宅。給湯や調理にガス機器を使わず、電気調理器具のIH(電磁誘電加熱)クッキングヒーターと電気給湯器を用いる。火を使わない安全性や調理時の掃除の簡単さが人気の秘訣(
すべてのカテゴリーフード・フードサービスヘルスケア医薬品・メディカル化粧品・トイレタリー産業機器・制御機器電子機器・電子部品ICTソリューション・サービスケミカル・マテリアルエネルギー環境・社会・インフラ建築・住宅自動車・輸送その他 富士経済グループ富士経済富士キメラ総研富士経済ネットワークス 日付指定なし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く