記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープを買収。会計問題に揺れた東芝はキヤノンに東芝メディカルを売却――。かつて好業績を上げていた日本の電機メーカーが厳しい状況に追い込まれている。 他の電機メーカーについても、一時の苦しい時期を乗り越えたとはいえ、その後の回復が順調でない企業も多い。たとえば、ソニーは業績的に最悪期を脱した印象はあるが、2015年度の営業利益は過去最高益の半分強にすぎず、成長軌道に乗ったとは言い難い。日本の電機産業で再生の代表例といわれている日立製作所も、過去最高益を更新してはいるが、その後、新たな成長機会を十分に取り込みきれていないようにもみえる。 こうした業績不振には、もちろん理由がある。それを一言で説明することは難しいが、企業ごとに業績の分かれ目となる転換
![シャープ凋落への岐路は、あの戦略転換だった|みがく経営|日経BizGate](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/78a31a69a473e4c45cc39a93492ab4682ea1fbbe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO2868378028032018000000-1.png%3Fauto%3Dformat%252Ccompress%26bg%3Dffffff%26ch%3DWidth%252CDPR%26fit%3Dfill%26h%3D428%26ixlib%3Dphp-1.2.1%26w%3D813%26s%3Dc9180bf761d97728359341a6b440f713)