Apple Silicon M2を外側から眺めてみて分かった、その性能の源泉とM3の可能性(1/3 ページ) 担当松尾氏より、いつものごとく「おつかれさまです。WWDC22でM1/M2のハイエンドが出たら、その解説記事をお願いできますか?」という依頼が飛んできたので、簡単にM2の詳細を眺めてみたい(分析、というほどには深くない)。 WWDC22で公開された情報全体のまとめはこちらになるが、この中でM2についてのみここではもう少し眺めてみたい。 Appleが今回M2に関して公開した情報はこちらにまとまっているが、 製造プロセスは引き続きTSMC N5、トランジスタ数は200億個で、これはM1より25%多い(写真1)。