プロ野球日本ハムにドラフト1位指名された東海大の菅野智之投手(22)が21日、日本ハムへの入団を拒否し、1年間浪人することを表明した。神奈川県平塚市の東海大野球部合宿所で「日本ハムからいろいろ話を聞いて光栄に思う。それ以上に小さいころからの夢が強かった」と話した。 社会人や独立リーグ、海外のプロ球団などに進んだ場合は来年のドラフト会議で指名を受ける権利を失うため、社会人などには進まないという。 菅野投手は10月27日のドラフト会議で巨人が単独指名するとみられたが、日本ハムが競合の末に交渉権を獲得した。伯父の原辰徳監督が指揮を執る巨人のことを「特別な球団」と話すなど巨人入団を希望している。 日本ハムは交渉権が切れる来年3月末まで交渉を続けるとしている。