建築史・建築批評家の五十嵐太郎東北大教授が「あいちトリエンナーレ2013」の芸術監督に就任した。「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに、東日本大震災後の日本で“アートに出来ることは何か”を問いかける。 五十嵐 太郎 IGARASHI Tarô 1967年フランス・パリ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。2009年から東北大学教授。07~09年、文化庁芸術選奨(美術部門)推薦委員、2008年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナー。あいちトリエンナーレ2010 では長者町企画コンペの選考委員。著書に『ぼくらが夢見た未来都市』(共著、PHP新書)、『空想 皇居美術館』(共編著、朝日新聞出版)、『3.11/After 記憶と再生へのプロセス』(監修、LIXIL出版)など。 日本の大地が“揺れている