米Henry Ford病院で、Intuitive Surgical社の外科手術ロボット「da Vinci」を使用した世界初の腎臓摘出手術が行われたそうだ(EE Timesの記事)。 腎臓摘出手術は通常30cmほどの切開が必要で、肋骨をほぼ取り除いてしまうこともある複雑な手術だが、ロボットを使用することで単一個所を一度だけ小さく切開するだけで処置が可能で、患者の負担を大きく軽減できるとのこと。 写真ギャラリーに写真が多数掲載されているが、da Vinciは3D画像表示システムやコントローラを備えた「Surgeon Console」と、手術を行う2もしくは3基のロボットアームや患部を確認するためのカメラアームからなる「Patient-side Cart」、医師の手の動きをトレースできる「EndoWrist Instruments」、オペレーターに向けて高解像度の3D映像を表示する「Vision