トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 大震災40分前、上空の電子が異常増加 直前予知に有望 2011年5月28日 09時20分 マグニチュード(M)9・0を記録した東日本大震災の発生40分前に、東北地方の上空約300キロにある「電離圏」の電子が異常に増えていたことを、日置(へき)幸介北海道大教授が衛星利用測位システム(GPS)の電波から突き止めた。日本地球惑星科学連合大会で27日に発表した。他の巨大地震でも同じ現象が見られ、地震の直前予知に役立つ可能性がある。 GPS衛星からの電波は、電離圏で電子の影響を受ける。電子の数が多いほど影響も大きい。日置教授は、国土地理院のGPS記録を大震災の前後について調べた。 その結果、発生約40分前に震源300〜400キロ内の上空で電子が増え始め、最大で1割ほど増加していた。電子は地震発生後すぐ元に戻った。増加の仕組みはまだ分かってい
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 汚染水回収へ全力 福島第1原発、安全委「炉冷却に年単位」 2011年3月30日 02時02分 福島第1原発の事故で、東京電力は29日、1号機に続いて2、3号機でも、タービン建屋地下にたまった高濃度の放射性物質に汚染された水の回収に向けた作業を始めたと発表した。汚染水を回収しないと復旧に取りかかれないためだが、作業は難航している。 東電はたまり水について、原子炉から出た蒸気を冷やして水に戻す「復水器」に回収する計画。ただ、2、3号機の復水器は、地震直後の停電で排水されなかったためほぼ満水になっている。復水器を空にするため、これらの水を建屋外側にある「復水貯蔵タンク」に移す必要があるが、このタンクにも2号機で半分近く、3号機で半分以上水が入っている。このためまず、両タンク内の水を「サージタンク」に移し始めた。 一方、1号機では復水器の
トップ > 特集・連載 > 結いの心 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事 【結いの心】 「つぶれても仕方ない」 トヨタの足元<6> 2008年5月16日 新川(右)の堤防が決壊し、水浸しになった工場や住宅=2000年9月12日、名古屋市西区で、本社ヘリ「あさづる」から 「えっ…」。トヨタ系の大手企業で仕入れ担当をしていた四十代の男性社員は思わず、声を失った。 コスト削減を依頼しようとしたある下請け業者が「見積もりの仕方が分からない」と口にしたからだ。 父ちゃん、母ちゃん、家族でほそぼそと経営する、いわゆる「三ちゃん」工場のひとつ。誰も帳簿の付け方すら知らなかった。それでは削減を求めようもない。どうするか。 「こっちで見積もるんです。うちは中間業者。高めに出したら、トヨタから『この値段でできる』って文句がくる。温情をかける余裕なんてない」 売上高が兆単位の巨大企業も
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