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  「高速文字列解析の世界」という大変すばらしい本が発売された。わりと敷居が高い本ではあるので読む前に知っておくとよさそうなことを書いておく。 「高速文字列解析」とは 本書でいう高速文字列解析というのは主に2つのことを指している。ひとつはデータを圧縮して小さくしてディスクよりメモリ、メモリよりキャッシュというようにより高速な記憶装置で扱いましょう、という話。もうひとつはデータ構造を工夫することで複雑な操作もそこそこ高速に扱えますよ、という話。つまり「圧縮」の話と「効率的なデータ構造」の話があると考えておくと良い。 キーワードは3つ オビにも書いてあるけれど、本書が主に扱うのは「BWT」「簡潔データ構造」「ウェーブレット木」の3つ。具体的には「BWT」が「圧縮」に関わっていて「ウェーブレット木」が「効率的なデータ構造」に関わっている。「簡潔データ構造」は基本的な道具として本書の色々なところで出て
高速文字列解析の世界というタイトルからは、どんな中身なのかあまり伝わってこないので、どんなことが書いてある本なのか、中身をちょっと紹介してみる。 1章、2章は概観や準備であり、3章からが本番なのだが、Burrows Wheeler Transform、簡潔データ構造、ウェーブレットツリー、データ圧縮、全文検索、テキストマイニングのためのデータ構造、という章題になっている。 何に使うのかという目的ベースで考えると、この本に載っているのは、データ圧縮、情報検索とテキストマイニングの基盤技術である(データ圧縮については基盤と言うよりはそのものだが)。ただ、この本には本当に基盤技術の話しか載っていないので、「この本で情報検索はバッチリだぜ!!」というような訳にはいかない。テキストマイニングに関しても同様である。別途入門書を読むなりしないと、より高次元(ここでの高低は技術の積み重ねの高低であり、難し
 
      
  昨日池袋ジュンク堂で開催されたPRML同人誌トークセッションに参加してました.講演者の皆様お疲れ様でした&貴重なお話をありがとうございました. http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk.html#20121011_talk ということで,トークセッションの中で話題に上がった話を私見を交えつつ幾つか.全部の話題を網羅しているわけではないのでご了承下さい. 「PRMLの学習」の2版が出た なんと「パターン認識と機械学習の学習」が早くも2版ということで,どこかで見覚えのある黄色い表紙.私はもう既に1版を買っているので2版を買おうかどうか悩んでいたら,トークセッションの受付で2版で新たに加わった内容が印刷された小冊子を頂いた. PRML翻訳は@shima__shimaさん自らが同僚や出版社に話を持ちかけて実現した 翻訳に関しては,本の中では分担されているということ
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  プログラミングの腕試しの機会として注目を集める競技プログラミング。基礎的なものから上級問題までプログラミングコンテストTopCoderを攻略するノウハウを楽しみながら理解する。初心者でも大丈夫。簡単な問題から積み上げて、TopCoderの上位をめざそう! ■目次: 準備編 第1章 プログラミングコンテストって? 第2章 TopCoderに参加しよう 第3章 最低限必要な知識をつけよう! 初級編 第4章 シミュレーション 第5章 全探索 中級編 第6章 計算量 第7章 動的計画法・メモ化 第8章 探索範囲を狭めるアルゴリズム 上級編 第9章 応用問題 第10章 グラフ問題対策 第11章 数学問題対策
 
      
  関連サイト出版社による関連ページが公開されています。 アルゴリズムを学ぼう (KADOKAWA/アスキー・メディアワークス) 関連書籍本書の続編『続・アルゴリズムを学ぼう』も好評発売中です。 内容紹介本書のテーマは、ガチのアルゴリズムとデータ構造、そして計算量です。 いや、確かに本書は女の子がいろいろでてきたり、小話が入っていたりと、ゆるふわなオーラが漂っています。しかし、あえていいましょう。それは、見かけだけである、と。 プログラミングを学ぶにあたって、アルゴリズムとデータ構造は、どの言語を用いるにしてもすべての基礎であり、避けて通ることはできない道です。アルゴリズムとデータ構造を知らずにプログラムを書くことは、無免許で車を運転するぐらいに危険な行為です。 しかし、アルゴリズムとデータ構造をきちんと理解せずに、プログラムを書いているプログラマーが多数いるのも事実です。それは、アルゴリズム
 
      
  プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ?問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える? 作者: 秋葉拓哉,岩田陽一,北川宜稔出版社/メーカー: マイナビ発売日: 2012/01/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 25人 クリック: 473回この商品を含むブログ (36件) を見る 第二版,発売しております!よろしくお願いします. 第二版の紹介は以下の記事を見てもらえればと思います. 第二版が出ます!プログラミングコンテストチャレンジブック - (iwi)の日記 ちなみに,新宿の紀伊国屋さんでは先行発売がされていました. 【新宿南店】どこよりも早く先行発売!『プログラミングコンテストチャレンジブック 第2版』 | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店 追記 Twitter でつぶやくと第二版が貰えるプレゼント企画がやってます.2/6 までです.欲しい方
 
      
  一昨年 9 月に初版が出て以来「蟻本」の愛称で皆様にご好評頂いていた僕と岩田 (id:wata_orz) と北川の「プログラミングコンテストチャレンジブック」ですが,お陰様で,このたび第二版が出版されます!第二版の発売日は 1/27 の予定です.よろしくお願いします. (初版の紹介記事はこちら) 改訂による追加部分は,以下になります. 4 つの新しいトピック:計算幾何,枝刈り探索,分割統治法,文字列アルゴリズム 練習問題コーナー 発展内容コーナー ページは 50 ページ増となっています. 練習問題コーナー 練習問題コーナーでは,本書で取り上げた各トピックに関連したオンラインジャッジ上の問題を紹介しています.例題を理解するだけでなく,実際に練習問題を自分で解くことで,一層の定着や応用力の増強を図ることができます. 発展内容コーナー 発展内容コーナーでは,難易度や本の性質の都合等で本書で紹介し
 
      
  ブログ(iiyu.asablo.jpの検索) ホットコーナー内の検索 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。 例 中村(show) ki4s-nkmr ウェブ全体の検索 ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。 --- http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/23/4450605 気になったプログラミング本の新刊 で、コルメン本という言葉を出したせいでもないだろうが、「アルゴリズム・ イントロダクション」が売れていました。これ、コルメンという人が書いてい るから、おれ、コルメン本
勉強しなければならないのである。 長くなるので、ここで折り畳んでしまう。 【有料・和訳有】Introduction to Algorithms おそらく一番有名なアルゴリズム本。MITの教科書。 日本語版もあるが、上記は第3版なのに対して、日本語版は第2版までが出ている。 しかも3分冊されていて、3冊目は第1版のものしかないため、私が買い漁った時でも絶版。 アルゴリズムイントロダクション(改定2版) 第1巻 数学的基礎とデータ構造 アルゴリズムイントロダクション(改定2版) 第2巻 アルゴリズムの設計と解析手法 アルゴリズムイントロダクション 第3巻 精選トピックス 【有料・和訳有】Algorithm Design 2番目に有名なアルゴリズム本か。こっちはコーネル大学の教科書。 なんとタイムリーなことに、今年の10月に第2版が出るらしい。 リンクはその第2版へのもの。 買ってないのだが、1
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