米Microsoftが「Measuring Browser Performance」というホワイトペーパーを公開した。既存ツールによるブラウザのベンチマーキングの問題を指摘すると共に、ユーザーが実際に利用しているWebサイトをベースにした性能テストの結果から「Internet Explorer(IE) 8(Beta)は、最高速を争うWebブラウザの1つ」とアピールしている。 GoogleのChromeの登場以来、Webブラウザを語る上でWebアプリ動作の要素であるJavaScriptの実行速度への注目が高まっている。Appleが2月24日にSafari 4(Beta)を発表した際にも、i-BenchとSunSpiderを用いたJavaScriptベンチマークの結果が示された。これらはWebブラウザのスピードを現すものだが、ユーザーがWebサイトを利用する上で側面の1つに過ぎないとMicro