N3Eで製造されるM4の歩留まり率向上のための方策と予想 256GBおよび512GBモデルの間の価格差と比べ、1TBおよび2TBモデルの間の価格差はかなり大きいのが確認できました。 M4のCPU構成とRAM容量が異なる理由は、A15 Bionicと同様、TSMCの改良型3nmプロセス「N3E」で作られる同チップにおいて歩留まり率を向上させるためでしょう。 上位ストレージ容量モデルに搭載されるM4を基本とし、不良CPUコアおよび不良RAMが含まれたM4を下位ストレージ容量モデル向けに活用していると予想されます。 iPad Pro(2018)でもストレージ容量で差別化 iPad Pro(2018)に搭載されたA12X Bionicと、iPad Pro(2020)に搭載されたA12Z Bionicも同じダイを利用し作り分けているのが確認されていました。 また、ストレージ容量によるRAM容量の差別