第9回 なんでも自動処理 2007年8月31日 IT コメント: トラックバック (0) (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 同じような操作を何度も実行しなければならないとき、手間を省くために操作を自動化したくなります。たとえば、テキストファイルの行の先頭に> という文字列を追加していきたいとき、何度も> をタイプするのは面倒ですから、なんらかの方法で自動化できれば便利です。エディタに「n行にわたって行頭に文字列を追加する」のような機能があればいいのですが、様々な自動化要求すべてに対応することは不可能ですから、特殊な自動化処理を行ないたい場合は、なんらかの方法でユーザが自力でプログラムを作成して計算機に与える必要があります。 ユーザが「操作マクロ」を定義できるエディタは多いですし、本格的なプログラミングが可能なEmacsのようなエディタもありますが、こういったプログラミン