今シーズン最も話題のドラマといえば『きのう何食べた?』だが、今期、いやここ数年で1位・2位を争う秀逸なゲイドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』が絶賛放送中だ。 こちらは、浅原ナオトの小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』を原作に、タイトルを変えてNHKがドラマ化したもの。 4月20日より放送開始され、その壮絶で心えぐられる内容が、ネットを中心に話題を呼んでいる。 『腐女子、うっかりゲイに告る』(C)NHK 物語の主人公・純は、ゲイであることをひた隠しに生きる内向的な高校生。 彼は「異性を愛し、子どもを作って、家庭を築く」という”ふつう”の幸せに強い憧れを持っている。 そんな彼は、BL好きな同級生・三浦さんに好意をもたれ、ゲイであることを隠して三浦さんと付き合い始めるのだった─。 以下、予告編。 誇張しない、リアルなゲイ描写に心打たれるまず本作の驚くべきは、1話目の初っ端