韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が4月末、南北軍事境界線上にある板門店の韓国側施設「平和の家」で南北首脳会談を行う。正恩氏と5日に会談した韓国大統領府の鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長が6日夜に合意内容を発表した。韓国側の説明によれば、北朝鮮は非核化の意思を表明し、対話が続く間は核実験や弾道ミサイルの試射を行わないとした。 実現すれば、南北首脳会談は2000年6月、07年10月に続いて3回目。正恩氏にとっては初めてだ。 韓国側の発表によると、北朝鮮は「軍事的脅威が解消され、体制の安全が保証されれば、核を保有する理由がない」とした。また「非核化問題の協議と米朝関係の正常化のため、米国と虚心坦懐(たんかい)に対話する用意がある」とも表明したという。 南北はこのほか、軍事的緊張…
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