横浜市の市営地下鉄「ブルーライン」で横浜駅から30分ほど下ると踊場(おどりば)という名の駅があり、周辺には風情豊かな公園やお散歩スポットがあります。 そしてここには、その昔、「猫たちが夜な夜な踊っていたという伝説」(後述)があって、踊場という地名はないものの、駅名の由来となりました。猫好きのあいだではちょっとばかり有名な町でもあるのです。 古くから残るこの猫伝説を知ると、私はこの踊場周辺の風景から踊る猫の残像を探し出したいと思うようになりました。このホームページでご紹介する公園や散歩スポットは、そんな猫探しの小さな旅のなかでめぐり会ったものです。 踊場駅で見た「踊る猫の伝説」 その昔、相模の国(神奈川県)の戸塚の宿に水本屋という醤油屋がありました。商売柄手が汚れやすいのでたくさんの手ぬぐいを毎晩洗濯して物干しに干しておりました。 毎晩なくなる手ぬぐい しかしのの手ぬぐいが夜毎、なぜか一本ず