タグ

ブックマーク / masui.blog.jp (8)

  • 計算機で文章を書く : 続・ユビキタスの街角

    字を綺麗に書くのが苦手だったので昔から困っていた。 中学のとき(1970年代)は習字の授業というのがあって、 何故か評価結果を下手な順で名前を呼んで返すことになっていたので毎週毎週恥をかいていた。今考えると酷い話である。 それでも決して練習はしなかったわけだが、字が上手な人間に対する反感は今でも持っている。 1980年代になってパソコンが使えるようになって最も嬉しかったことのひとつは 手書き文字を書かなくて良くなるということだった。 1982年に提出した卒業論文は手書きだったのだが 1984年の修士論文はレーザープリンタで印刷したものを提出した。 現在はレーザープリンタなどどこにでもあるが、 当時はそんなものはほとんど存在せず、 友人が所属してたCGの研究室で買った高価なレーザープリンタをたまたま利用できたので それを使ってやろうと思ったわけである。 そのころのパソコン(PC9801)は、

    計算機で文章を書く : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2016/08/29
  • はじめてiPhoneを見たときの感想 : 続・ユビキタスの街角

    2006年に渡米してAppleで働くことになったのだが、 2006年10月ごろに発売前のiPhoneを見せてもらったとき感じた感想を書いてみる。 (この感想は2006年10月のものであり、最近編集したものではない。iPhone発売は2007年1月。) iPoneはPIMとしては論外である。 自分がPalmを使ってたときと比較すると問題点がはっきりする。 Palm上では以下のような使い方をしていた。 がんがんメモをとる (POBoxを使う) インターネットと同期しつつ数千のメモを管理する メモ間のリンクを張る (PalmWikiを使う) 大量のメモをインクリメンタル検索する (Q-Pocketを使う) 階層的にフィルタリングしながらズーミング検索 (LensBarを使う) 漢字テキストもローマ字で検索 (Migemo機能) iPhoneはこのようなPIM機能を全く持っていない。 Palmでは

    はじめてiPhoneを見たときの感想 : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2014/08/09
  • 簡易製本 : 続・ユビキタスの街角

    長い文章/マニュアル/プログラムなどを印刷するとき、 以下のような方法でよく製を行なっている。 テキストをプリンタで両面印刷する。 縮小したい場合は以下のようにする。 片面に2ページずつ両面で印刷してから半分に折る。 プリンタのオプションで「平綴じ」を指定する。 このオプションが無い場合はページを並び変えてから印刷する。 横書きの場合は4ページ目/1ページ目/2ページ目/3ページ目...の順に並び替える。 縦書きの場合は2ページ目/3ページ目/4ページ目/1ページ目...の順に並び替える。 ページを揃えてクリップで挟み、背の部分にGクリヤーボンドを塗る。 ボンドが乾いたら背の部分に再度ボンドを塗り、 レザックのような表紙用の紙を貼る。 貼る前に折り目はつけておく。 はみだした部分を切り揃える。 多少手間はかかるが、 こうやって製したものは多少乱暴に扱っても紙が分離したりすることなく安心

    簡易製本 : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2014/01/30
  • クレジットカード番号 : 続・ユビキタスの街角

    ヨドバシが送ってくる明細書にはクレジットカード番号の上位12桁が印刷されており、 Amazonが送ってくる商品の領収書にはクレジットカード番号の下位4桁が印刷されているので、 郵便箱から両方盗まれたら完全に番号を知られてしまう。 サービスごとに違うカードを使うような工夫でもしないと安心できたものではない。 12桁も印刷するようなことは即刻やめてもらいたい。 今日は ソーシャルエンジニアリングでtwitterアカウントを盗まれた話 に驚いたが全く他人事ではない。

    クレジットカード番号 : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2014/01/30
  • 便器洗浄脳の恐怖 : 続・ユビキタスの街角

    かなり前に使ったトイレの操作パネルにテプラが貼られていた。 「テプラを貼られたらデザイナの負け」だとよく言われるが、 「便器洗浄」じゃ意味がわからないから 「水を流すときは〜」などというテプラが貼られていたのだろう。 いろんなトイレで似たようなテプラをしょっちゅう目撃する。 いったいトイレを使った後で便器を洗浄したいと思う人間がいるものだろうか。 トイレの掃除屋でもない限り、 自分の汚物を流したいと考えるのが普通というものだろう。 にもかかわらず今でもかなり多くのトイレで「便器洗浄」という表記が見られる。 「汚物を流す」と書きたくないのは理解できるが、 いつまでたっても「便器洗浄」という文言が無くならないのは、 メーカーの人間がかなり重症な便器洗浄脳に冒されており、 ユーザ目線で製品を作ることができなくなっているのだろうと思う。 社内では「便器洗浄」という言葉が全く普通に使われているのでは

    便器洗浄脳の恐怖 : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2014/01/17
  • Dynamic Macro : 続・ユビキタスの街角

    ワープロやテキストエディタ上で同じ処理を繰り返したいとき、 簡単にできる場合とできない場合がある。 文字列をひとつずつ検索したり置換したりする機能はいろいろなエディタに装備されているが、 「すべての文字の間に空白文字を挿入していく」ような変わった処理を繰り返し実行させるような機能は用意されていないのが普通である。 私が開発した Dynamic Macroという機能を使うと このような処理を簡単に連続実行させることができる。 たとえば「また大阪か」を「ま た 大 阪 か」に変更したいようなとき、 空白文字をひとつずつ入力していくのは面倒であるが、 Dynamic Macroを使うと 「空白文字を入力してカーソルを右に動かす」という操作を二度繰り返した後で 「繰り返しキー」を押すことにより その操作が自動実行されるようになっている。 繰り返しキーを何度も押すと同じ処理が何度も実行される。 もっ

    Dynamic Macro : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2013/11/03
  • ズーミングユーザインタフェース : 続・ユビキタスの街角

    ズーミングユーザインタフェース(ZUI)と呼ばれるインタラクション手法の研究が流行したことがある。 1993年、 無限にズーミング可能な二次元画面を利用して情報管理を行なえる Pad というシステムをニューヨーク大学の Ken Perlin が ACM SIGGRAPH で発表したのが契機となり、 パソコン画面上での新しいユーザインタフェース手法を模索していた多くの研究者が 「ポストWIMP」の最有力候補としてZUIに期待したものである。 (WIMPとは Window / Icon / Menu / Pointing deviceを用いる 一般的なグラフィカルインタフェース手法のことである) ZUIには様々なメリットがある。 無限に画面をズームして情報を書き込むことができるので無限に大きな情報を扱うことができる 階層型に管理された情報は簡単に画面上に配置することができる。 たとえばディスク

    ズーミングユーザインタフェース : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2013/11/03
  • hueからの意識改革 : 続・ユビキタスの街角

    ネットから制御可能な hue というLED電球が面白い。 iPhoneAndroidのアプリから明るさをコントロールできるうえに、 公開APIを使えばパソコンからネット経由で自由に制御することができる。 ネットから制御できる電球はいろいろ提案されているのだが、 今すぐ買ってすぐ便利に使えるところがありがたい。 赤外線リモコンを使ってワイヤレスに制御できる電灯は現在普通に売られているし、 ネットから制御できたら何が面白いの? と思う人もいるかもしれないが、 ネット経由で自由に制御可能な製品が増えることによって 日常的な機器の操作インタフェースに関する意識が変わっていくことを期待したいと思っている。 現在の家庭やオフィスの電灯は部屋の入口付近のスイッチでコントロールするのが普通であり、 電灯が複数ある場合は複数のスイッチが並んでいるものである。 このため、部屋の明るさを変えるためにわざわざ部

    hueからの意識改革 : 続・ユビキタスの街角
    ahya365
    ahya365 2013/10/21
  • 1