昨年末に発刊された若宮健氏の著書『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(祥伝社)が大きな反響を呼んでいる。日本では今も人気のパチンコを「全廃」とは穏やかじゃない。はたして、パチンコの何が問題なのか。この本を書いた若宮健氏に聞いてみた。 若宮健●わかみやけん 1940年、秋田県生まれ。自動車営業マンとして19年の勤務の後に独立。自動車販売会社、損保代理店経営、タクシードライバーなどを経て著述活動に。著書に『打ったらハマるパチンコの罠〈PART1〉〈PART2〉』(社会批評社)などがある。自身の公式サイトのトップページには「飼いならされた羊として百日生きるよりも、一日をライオンとして生きなさい」というヘミングウェイの言葉が引用されている。 公式サイト(外部リンク) 韓国の「パチンコ」事情とは? 2006年、韓国では法律が改正されてパチンコが全廃された。日本ではあまりマスコミに取り上げら