ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アスの好評連載『中の人特捜部』──今回は、仕事で請け負えば1000万円相当という列車のCGを、全くの趣味で、しかも本気で取り組んだ鉄道マニアに迫ってみる。 100時間以上かけてCGで描いた日常にある列車内 11月5日、 ツイッター上で“103系”という電車内の画像が話題を呼んでいた。一見すると、誰もいないときにデジカメで撮ったのだろうとしか思えないのだが、投稿者である“トンちゃん”が明かすには、なんと3DCGなのだという。 青いシートの柔らかさ、手すりや網棚の金属の質感、ガラスへの写り込み、天井に設置された扇風機など、すべてがリアル過ぎてCGとは信じがたい。しかし、ツイートに張られたリンクをたどると、「レンダリング時間103時間30分!!」と、制作過程をまとめたページにたどり着く。「本当にCGだったんだ!」というインパクトがあ