■プレイステーション3 本日、2006年8月12日はパソコンにとって記念すべき日である。パソコンのデファクトスタンダード「IBMPC」が誕生して、ちょうど25年経ったのだ。たかが4半世紀と言うなかれ、コンピュータの世界は他の業界の7倍の速さで進歩する。初代IBMPCのメモリ容量は16KBだったが、今はその3万2000倍。25年間で3万2000倍の進歩!?他の業界ではありえない。 マイクロソフトは黄昏れて、パソコンが「情報加工処理業」のITに併合される。そんな暗い現実に、一筋の光がさしてきた。ソニーのプレイステーション3である。ソニーのプレステ3はゲーム機なのに、「ハードディスク+Linux」を装備している。読み書き可能な記憶装置と汎用OSがあれば、パソコン同様、プログラムが自由につくれる。 現在、パソコンの世界では、フリーのプログラマーたちが様々なソフトを制作し、公開している。「Vecto