はじめに Fedora 11にはVMディスクイメージ内のファイル操作のためのツール(guestfish)が用意されています。 VMディスクイメージ内のファイルにアクセスするには、rawイメージならば単純にループバックマウントすれば良いだけですが、qcow2フォーマット等の場合だとqemu-nbdを使う(qemu-nbdの使いかた - KVM日記)などイメージフォーマットを解釈できるツールの併用が必要になり、作業が煩雑になってしまいます。(さらにLVMだったりするとかなり悲惨です;<) guestfishを使うと、イメージフォーマットやパーティションの位置、マウントポイントや一時ファイルなどを意識することなくスクリプトで、もしくはインタラクティブにファイル操作が可能になります。 準備 以下ではホストOS、ゲストOSともにFedora 11、guestfish(libguestfs)はバージョ