国際科学技術財団は25日、科学技術の進歩に貢献した研究者に贈られる、第28回日本国際賞の受賞者4人を発表した。 「環境、エネルギー、社会基盤分野」からは、世界最強の永久磁石「ネオジム磁石」を開発したインターメタリックス社の佐川真人社長(68)が選ばれた。 「健康、医療技術分野」では、慢性骨髄性白血病治療用の分子標的薬「イマチニブ(商品名グリベック)」開発に貢献した、米シカゴ大のジャネット・ラウリー特別教授(86)、米オレゴン健康科学大のブライアン・ドラッカー教授(56)、米ブループリントメディスン社のニコラス・ライドン取締役(54)に贈られる。 賞金は各分野5000万円。授賞式は4月25日、東京・千代田区の国立劇場で行われる。