政府は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が日本人2人を拘束している事件を受けて、24日午前、岸田外務大臣ら外務省幹部が緊急対策本部を開くなど、2人の安否情報の確認を急ぐとともに、引き続き解放に向けた対応に当たっています。 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が拘束している日本人2人を殺害すると脅迫した期限が過ぎるなか、政府は、ヨルダンやトルコなど関係国の協力も得て、あらゆるルートを通じて対応に当たっていますが、これまでのところ2人の安否は分かっていません。 こうしたなか外務省では24日午前7時ごろから斎木事務次官をはじめ、邦人保護に当たる領事局や中東地域を担当する中東アフリカ局の幹部らが集まり、これまでに入っている情報の分析などに当たりました。 そして午前10時ごろから岸田外務大臣も加わって緊急対策本部を開き、今後の対応を協議しました。このあと岸田大臣は記者団に対し