長年共に活動を行ってきたリズムギターとボーカルのリック・オケイセックと、ベースとボーカルのベンジャミン・オールを中核に1976年に結成され、1978年にメジャー・デビューした。バンド名は「全員、車好きだから」という理由から名付けられている。 バンドが持ちこんだ「燃える欲望(Just What I Needed)」のデモテープを気に入った地元FM局の人気DJが、自分の番組で繰り返しかけたところ、リクエストが殺到した。これがレコード会社の注目を集め、このデビュー・シングルはヒットとなった[1]。 アルバム『錯乱のドライヴ/カーズ登場』(6xプラチナディスク獲得)、『キャンディ・オーに捧ぐ』(全米アルバムチャート最高3位)、グラミー賞新人賞にノミネートされるなど、デビュー作から立て続けにヒットを続け、その地位を確立していった。最初の2枚のアルバムはロック色が強かったが、3枚目では実験音楽的要素が