現代の狂人が生まれる根本原理。 唯物論と観念論の7千年闘争は、160年前ぐらいに観念論が敗北して、決着がついている。 哲学は、思考をすすめるにあたって人間の意識観念を優位に置くか、世界と人間の物質を優位に置くかで、哲学二分する哲学の根本問題といわれるものがある。 (この点が多くの人には、何を言ってるのか意味がわからない、哲学の最初の難問となっていますので、少し説明します。 多少の間違いを含みますが、あえて分り易く簡単に話せば、私達が考えを始めるとき、その考えは何処から生まれるのかとか、その考えは正しいのか、間違いではないのか、などと考えると、それは誰れそれ先生の考えを勉強したから、それを理解できる知識があったので、考えることができるのだ。そう考えるのを観念論といいます。 それに対して、頭脳という物体があるから、その脳の高度な有機的能動的活動によって、考えるという活動がなりたっているのだ。考