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古代と芸謡に関するainoutanoehonのブックマーク (2)

  • 古代の芸謡(二) 乞食者(ほかいびと)の歌

    歌謡と詩歌の交わりの視点から古代歌謡を見つめなおしています。今回も古代の芸謡を前回に続きとりあげます。ただし宮廷で謡われた専門の語部(かたりべ)による芸謡ではなく、都市の一般の民衆を聴衆とした芸人である乞者(ほかいびと)が謡った芸謡です。 ☆作品(原文と訳文) おし照るや 難波(なには)の小江(をえ)に 蘆(いほ)作り 隠(なま)りて居(を)る 葦蟹(あしがに)を 大君召すと。 何せむに 吾(わ)を召すらめや。 明(あき)らけく 吾が知ることを 歌人(うたひと)と 吾を召すらめや 笛吹きと 吾を召すらめや 琴(こと)弾きと 吾を召すらめや。 彼(か)も此(かく)も 命(みこと)受けむと 今日(けふ)今日と 飛鳥(あすか)に至り 立てども 置勿(おくな)に至り 策(つ)かねども 都久野(つくの)に至り、 東(ひむがし)の 中の御門(みかど)ゆ 参入(まゐ)り来て 命(みこと)受くれば、 馬

    古代の芸謡(二) 乞食者(ほかいびと)の歌
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    たかばたけこうじ。高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。 古代の芸謡(二) 乞食者(ほかいびと)の歌。
  • 古代の芸謡(一)「神語(かみがたり)」の長歌

    歌謡と詩歌の交わりの視点から古代歌謡を見つめています。記紀歌謡を中心とする古代歌謡のなかで、私がとても好きな歌謡を以前ブログ「古代歌謡。無韻素朴の自由詩。」に咲かせました。 古代歌謡という花々のなかでこの抒情恋愛詩は、次の歌と並んで同じ「芸謡」という丘に咲いています。 ☆作品(原文と訳文) 八千矛の 神の命(みこと)は 八島国(やしまくに) 枕(ま)きかねて、 遠々(とほどほ)し 越(こし)の国に 賢(さか)し女(め)を 有りと聞かして 妙(くは)し女を ありと聞こして、 さ婚(よば)ひに 在(あ)り立たし 婚ひに 在り通(かよ)はせ、 太刀が緒も いまだ解かずて 襲(おすひ)をも いまだ解かねば、 嬢子(をとめ)の 寝(な)すや板戸を 押そぶらひ 我が立たせれば 引こづらひ 我が立たせれば、 青山に ぬえは鳴きぬ。 さ野(の)つ鳥(とり) 雉(きざし)は響(とよ)む。 庭(には)つ鳥 

    古代の芸謡(一)「神語(かみがたり)」の長歌
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    たかばたけこうじ。高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。 古代の芸謡(一)「神語(かみがたり)」の長歌。
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