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古代と表現形式に関するainoutanoehonのブックマーク (2)

  • 古代歌謡、表現形式の特徴(二)

    歌謡と詩歌の交わりの視点から、古代歌謡をみつめています。今回は出典の小島憲之氏「古代歌謡」をとおし、句数(音数)から表現形式の特徴を考えます。 句数(音数)が奏でる音数律は、明確で厳格な頭韻や脚韻や口語韻の押韻規則をもたない日語の韻文においては、とても大切なものです。 これまで考えつくされたかのようにも思えたこの主題についての、著者の、歌謡という視点からの、ユーカラや琉球古謡という広く豊かな母体と照らし合わせた以下の考察には発見があり、深く考えさせられるものがあります。 「琴歌譜の譜曲あるいは口から採集したユーカラや琉球古謡を見れば、いかにも古代歌謡に省略記載の箇所が多く、」「残った歌詞のみで句数等を決定することは不十分である。奇数句偶数句の問題もくり返しが文字に記載されたか否かに決定権があるわけであり、5・7の短歌形式にさらに七音の一句を加えた歌体を有する「仏足石体歌」も最後の7音は唱

    古代歌謡、表現形式の特徴(二)
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    たかばたけこうじ。高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。 古代歌謡、表現形式の特徴(二)。
  • 古代歌謡、表現形式の特徴(一)

    歌謡と詩歌の交わりの視点から、古代歌謡をみつめています。今回は出典の小島憲之氏「古代歌謡」をとおし、古代歌謡の表現形式の特徴を考えます。 前回、古代歌謡は、「すでに音楽を失った古代の歌謡、換言すれば音楽が歌詞(文学)からは離れている歌謡」だと記しましたが、そのような歌謡をみつめ捉えなおす方法として、著者は、アイヌのユーカラ(Yukar)や琉球八重山古謡ユンタ、おもろさうしなどの、謡われる姿が今に伝えられた歌謡の特徴に照らしあて比較し考察していて、とても優れた方法だと教えられます。 私はアイヌのユーカラが好きで愛読してきましたので、その美しい言葉の響き、表現形式から照射された光が、古代歌謡の息づく音楽を蘇らせてくれる思いがします。 南島の音楽、奄美の島唄の声調の哀しさにも心ふるえますが、南島歌謡やおもろそうしについては別の機会に見つめてみる予定です。 著者が挙げている古代歌謡の表現形式の特徴

    古代歌謡、表現形式の特徴(一)
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    たかばたけこうじ。高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。 古代歌謡、表現形式の特徴(一)。
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