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2013年4月3日のブックマーク (1件)

  • 前川佐美雄。柴生田稔。生方たつゑ。歌の花(八)。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想

    出典の2冊の短歌アンソロジーの花束から、歌人たちの個性的な歌の花を数首ずつ、私が感じとれた言葉を添えて咲かせています。生涯をかけて歌ったなかからほんの数首ですが、心の歌を香らせた歌人を私は敬愛し、歌の魅力が伝わってほしいと願っています。 出典に従い基的には生年順です。どちらの出典からとったかは◆印で示します。名前の前●は女性、■は男性です。 ■ 前川佐美雄(まえかわ・さみお、1903年・明治36年奈良県生まれ、1990年・平成2年没)。 野にかへり春億万の花のなかに探したづぬるわが母はなし  『白鳳』1941年・昭和16年 春日野の鈴虫の音を聞かしむと壺(こ)に入れて養(か)ふ病むのため  ◆『白木黒木』1971年・昭和46年 ◎一首目は、亡き母を偲び恋う、とても美しい歌です。イメージもとても美しく、春の野に咲き薫る無数の花のゆれる姿がみえます。「野にかへり」という冒頭の詩句から、野は

    前川佐美雄。柴生田稔。生方たつゑ。歌の花(八)。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2013/04/03
    前川佐美雄。柴生田稔。生方たつゑ。歌の花(八)。