日本オラクルは17日、Oracle Virtual Directoryを発表した。同社のID管理(IDM)ソリューション「Oracle Identity and Access Management Suite」の1コンポーネントで、組織内に散在するユーザ情報を仮想的に統合、LDAP v3準拠のディレクトリサービスとして提供するもの。価格はProcessorライセンスで5,000,000円、Named User Plusライセンスで100,000円。17日より出荷が開始される。 「企業において社員のみで職務を完結することは少ない。多くの場合外部委託やアルバイトなどとともに仕事を進める。こういった場合、ユーザの情報がさまざまなデータソースに散在することになる」とシステム製品統括本部営業推進部Fusion Middlewareグループ担当ディレクターの北野晴人氏。 こうした状況は運用コスト、セキ