「初音ミク」を創出したクリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役である伊藤博之らが中心となって企画された『No Maps』が、この秋、北海道は札幌市を舞台に開催される。 「映画」「音楽」「インタラクティブ」を3つの柱に、国内外のクリエイティブ産業を横断する、札幌独自の大規模コンベンションとして企画された『No Maps』。ライブや映画の上映会はもちろん、ワークショップやセミナー、その他連携イベントも含めると、70以上の催し物が同時開催される。『No Maps』実行委員会の委員長を務める伊藤博之に、開催に至った理由、そしてこのイベントが目指すものについて訊いた。 技術分野と、音楽や映像を掛け算することによって、新しい文化を育んでいけると思っています。 ―まず、札幌で『No Maps』を開催するに至った経緯を教えてください。 伊藤:そもそもの話をすると、今年11年目になる『札幌国際短編映画
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